えふ日記

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来季こそはラフレシア入り2000を目指す!USUM S12 最高1916 ラフバンギレヒレ

初めまして、えふと申します。
初めて構築記事を書くので、多少読みづらい点があってもご容赦ください。
 

使用構築

今回使用した構築は、ラフバンギレヒレです。

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構築経緯

最近久しぶりにポケモンをやるようになったのですが、ふとラフレシアを使ってみたいなと思いました。
ラフレシアというポケモンはポテンシャルはそこそこ高いですが、マイナーゆえに使用者が少ないポケモンです。また、後ほど詳しく解説しますが、USUMにて「ちからをすいとる」という技を新たに習得しました。この技のおかげでラフレシアがバナやバレルと相互互換関係といっても過言ではないほどに強化されました。
そこでバナバンギの構築を参考にラフレシアバンギラスの並びにレヒレを投入し、地面の一貫を切り鋼に強いヒトムとランドを採用。ここまでで重たいバナを見るためにグロスを採用し、構築が完成しました。
 

コンセプト

基本的な勝ちパターンはバンギで竜舞積んで3タテを狙っています。
その過程でサイクルを回したり、ランドやレヒレやヒトムで対面を潰したりします。
なので、動き的にはサイクル的なところが多いですが、目指すところは積みエースへの展開です。(種族値の暴力で積まないことも多いですが...)
 

個別紹介

カプ・レヒレ@ミズZ

カプ・レヒレ

エースのバンギを活かすためのミストフィールド巻き役兼全体的な削り役。
出来るだけ削りを多く入れるために控えめCぶっぱ。Hは特化レボルトの10まんを確定耐えするためにこちらもぶっぱ。
また、バンギラスの苦手なカバルドンを命中不安に悩まされず確実に処理できることと多くのポケモンを削ることができドロポンZを採用。また、ラフバンギの並びでめちゃくちゃ重いメガバシャーモへの回答ともなっている。
めざ炎個体だがめざ炎が欲しい場面はラフレシアに交代でこと足りるため、ちょうはつとくろいきりを両立。くろいきりはめいそうでも良さげに見えるが、積み構築やバトン構築のストッパーがタスキランドしかいないためくろいきりは割と有用だった。ちょうはつとの両立はまずいないので、全く読まれず一方的に詰ませることも少なくなかった。
身近に分身バトンで20乗せてる輩がいるので、身内メタでもある。

特殊火力
ハイドロポンプ
D4メガバシャーモ 129.0∼152.2%
H252カバルドン 101.3∼120.0%
ハイドロポンプZ
H4霊獣ボルトロス 109.0∼128.3%
特化カバルドン 115.3∼136.7%

物理耐久
特化メガバシャーモのかみなりパンチ 55.3∼65.5%
特化カバルドンのじしん 42.9∼50.8%

特殊耐久
特化霊獣ボルトロス10まんボルト 84.7∼99.4%

CをボルトロスをドロポンZで確1取れる164まで削ってBやSに振り分けてもいいかもしれないなと思ってます。技構成変えずにいい調整あれば誰か教えてください。
 

バンギラスバンギラスナイト

メガバンギラス

  • 性格:ようき
  • 特性:すなおこし
  • ステータス:189(108)-202(140)-171(4)-x-141(4)-135(252)
  • 技構成:ストーンエッジ れいとうパンチ ほのおのパンチ りゅうのまい

さすがの700族の実数値は見た目通りの化物です。
もともとはASぶっぱで使用していたのですが、サイクルを回して相手を削ることが多いこのPTではこちらも交代で多少削られてしまうの上にA252は過剰火力でした。そこで、火力を多少耐久に回すことで非常に安定性が増し、勝率が一気に上がりました。
削れたレヒレを狩りにアーゴヨンがよく出てきますが、ノータイムでバンギにバックすることでりゅうのまいの起点にすることができます。バンギラスヘドロウェーブも大文字も半減でなおかつミストフィールド下でドラゴン技半減となるため、交代際に悪だくみを積まれたとしてもそれでやっと等倍同等。十分数値で受けれるレベルです。たまにとんぼがえりするやつがいるのは内緒。
炎パンはハッサムやナットを見るために採用していますが、ラフレシアでどうとでもできるので、重たいギルガルドにより強く出れる地震のほうがいいかもしれないです。

物理耐久
特化メガボーマンダのA1↑じしん 76.1∼89.9%
無振りテッカグヤのヘビーボンバー 34.9∼41.2%
無振りグライオンのじしん 41.2∼48.6%

特殊耐久
無補正カプ・レヒレムーンフォース 41.2∼48.6%
特化カプ・レヒレハイドロポンプZ 85.7∼101.5%
無補正アーゴヨンヘドロウェーブ 12.1∼14.2%
無補正アーゴヨンの流星Z 49.2∼58.7%

素早さ
りゅうのまい後最速130族抜き抜き
 

ラフレシアゴツゴツメット

ラフレシア

  • 性格:ずぶとい
  • 特性:ほうし
  • ステータス:181(244)-x-150(252)-130-110-72(12)
  • 技構成:ギガドレイン ヘドロばくだん めざめるパワー炎 ちからをすいとる

今回の構築の目玉ポケモン。まずは特性と技の説明から

特性:ほうしの仕様
直接攻撃を受けると、30%の確率で相手を『どく』『まひ』『ねむり』状態のいずれかにする。
くさタイプに対して無効なのは知っている人も多いと思いますが、他にも意外と知られていない仕様があります。実は発動確率は厳密には一律30%ではなく「各状態異常ごとに10%、計30%」となっています。
例)トゲデマル接触技を受けても極稀にしか発動しない(10%)ということになります。
なので鋼や毒、電気タイプに直接攻撃をされても発動確率は低くくなります。
技:ちからをすいとるの仕様
相手の攻撃力と同じだけ自分のHPを回復する。そして相手の攻撃をさげる。
まず、この技の回復量ですが、相手の現時点でのAの実数値になります。例えば、A252の陽気ガブリアスのAの実数値が182なのでHP最大値が181のラフレシアはHPが1でも残れば全回復するということになります。ちからをすいとると相手のAが下がるので連続で使用し続けると回復量は落ちるのですが、同時に相手の火力も下がり、ダメージ量が相手のA実数値を上回ることがないため、急所を引かない限り1発でも耐えると必ず受けきれます。この辺りが他の受けポケモンと根本的に考え方が違うところになります。
また、この技は相手のAを下げることができなくても回復することができ、逆にHPを回復できなくても相手のAを下げることができます。したがって、クリアボディメタグロスにちからをすいとり続けても常に一定量回復し続けることとなります。
この技の弱点としては前述の急所の他にみがわり、かいふくふうじ等になります。みがわりは技自体が失敗し、回復もAを下げることもできなくなります。回復封じはそもそも技が選択できなくなります。特にみがわりは採用率もそこそこ高いため天敵です。

この特性と技を踏まえて以下の物理耐久のダメージ計算をご覧ください。

ABミミッキュ
じゃれつく 13.2∼16.0%
ぽかぼかフレンドタイム 28.1∼33.1%
シャドークロー 21.5∼25.4%
シャドークローZ 41.9∼49.7%
特化ミミッキュ
じゃれつく 14.9∼17.6%
ぽかぼかフレンドタイム 30.3∼36.4%
シャドークロー 23.2∼28.1%
シャドークローZ 46.4∼54.6%
※たまにいるみがわり、のろい両立型と特化シャドクロZ以外には基本的に交代から勝てる

無補正メガメタグロス
しねんのずつき 86.1∼102.7%
アイアンヘッド 43.0∼51.3%
れいとうパンチ 54.1∼64.0%
アームハンマー 17.6∼20.9%
じしん 27.6∼32.5%
バレットパンチ 22.0∼26.5%
※しねん持ちには対面で87.5%勝ち、しねんなければじしんorアムハンorバレパンに交代出しで勝ち

特化メガクチート
アイアンヘッド 56.9∼67.9%
じゃれつく 32.0∼38.1%
ほのおのキバ 61.8∼74.0%
※S4振り以下なら交代でも基本的に勝ち、S4振り以上なら対面で勝ち

無補正メガミミロップ
おんがえし 40.3∼48.0%
とびひざげり 25.4∼29.8%
れいとうパンチ 39.7∼47.5%
※基本負けない

無補正メガルカリオ
インファイト 33.1∼39.2%
コメットパンチ 49.7∼59.6%
れいとうパンチ 41.9∼49.7%
インファイトで交代出し安定、剣舞から入られても相手がれいとうパンチを選択したら勝ち

無補正カミツルギ
リーフブレード 10.4∼12.7%
スマートホーン 33.7∼40.3%
スマートホーンZ 67.9∼80.1%
せいなるつるぎ 14.3∼17.1%
はたきおとす 30.9∼36.4%
つじぎりZ 43.5∼53.5%
ギガインパクトZ 64.6∼76.2%
※Z持ち以外には交代出し安定、Z持ちはリフブレ、聖剣に交代出しで勝ち

上記の通りバンギラスが苦手とするようなポケモンに強く出れる他、大半の物理アタッカーに有利をとることができます。技構成にもよりますが以下のような多くのポケモンに有利を取ることができます。

交代出しほぼ安定
カプ・コケコ
カプ・レヒレ
ナットレイ
キノガッサ
メガハッサム
カプ・ブルル
メガラグラージ
マリルリ
ウォッシュロトム
アシレーヌ
トリトドン

対面ほぼ安定
ランドロス
カバルドン
メガバンギラス(物理)
ガブリアス
メガガルーラ

また、不利な対面でも相打ちに持っていくこともよくあります。

例)
ラフレシア有利対面→マンダ交代(このとき攻撃技で削れていればこの後のヘドロばくだんの3割毒をひくかほうしの1割毒を引けると相打ちに持ち込める可能性がある)
H4振りメガボーマンダのH実数値が171
ヘドロばくだんのダメージがD0マンダに60∼72
ゴツゴツメットの定数ダメージが28
すてみタックルの反動ダメージが60
どくの定数ダメージが21

ちなみに交代際にちからをすいとることができればみがわりないマンダなら受けが成立する。
無補正A↓メガボーマンダすてみタックルが79.5∼93.9%

基本的にはレヒレラフレシアもバンギを通すことを目的としているため、相手を削ったり、ほうしやヘド爆で状態異常にできるとそれだけで仕事を遂行したことになりますが、たまにミミクチガッサのようなラフレシア1体で詰む選出を相手がしてきてくれることがあり、実はこのパーティでバンギラスの次に3タテが多いポケモンになっています。
あと、気になる方もいると思いますが、レヒレミストフィールドラフレシアのほうしは相性がそこまで良くないです。しかし、浮いてるポケモンが出てきたり、サイクル回している間にフィールドが切れることもザラなので特に気にはならないです。
Sの12振りは同族にメガクチートがいるためS4振りのメガクチートを抜くためです。
 

ヒートロトムこだわりスカーフ

ヒートロトム

  • 性格:ひかえめ
  • 特性:ふゆう
  • ステータス:125-x-127-172(252)-128(4)-138(252)
  • 技構成:オーバーヒート ボルトチェンジ めざめるパワー氷 トリック

テンプレスカーフヒートロトム
単純に使い勝手がいいので強いですし、ポリ2やカバにめちゃくちゃトリックを決めて活躍してました。
調整とダメージ計算は省略します。
 

ランドロスきあいのタスキ

霊獣ランドロス

  • 性格:ようき
  • 特性:いかく
  • ステータス:165(4)-197(252)-110-x-100-157(252)
  • 技構成:じしん がんせきふうじ だいばくはつ ステルスロック

大人気バンギランドの片割れ。所謂普通のタスキランドロスです。
ヒートロトムや霊獣ボルトロスに強く出れるためタスキを採用。ステルスロック撒いてだいばくはつするだけでも強いですし、終盤まで温存してストッパーとしても使用しました。
こちらも調整とダメージ計算は省略します。
 

メタグロスメタグロスナイト

メガメタグロス

シーズン途中でやたらとバナカグヤの並びと遭遇し、重たいと感じたためこの型に変更しました。かみなりパンチを採用したことでギャラ等にも多少強く出れるという副次的な効果もありました。
最速を捨ててるので立ち回りが少し難しくなっていますが、目的がバナを潰すことなので非常にいい感じにハマりました。
なお、調整は以下の通りです。

HP
宿り木定数ダメージ最小の8n-1

物理耐久
特化メガギャラドスのじしん 58.2∼68.5%
特化ランドロスのじしん 75.4∼89.1%

特殊耐久
無補正メガゲンガーシャドーボール
特化メガフシギバナのめざめるパワー炎 36.5∼43.4%
C4テッカグヤかえんほうしゃ 36.5%∼43.4%

物理火力
しねんのずつき
H252振りメガフシギバナ 94.1∼112.2%
H252振りFCロトム 63.0∼74.5%
かみなりパンチ
特化テッカグヤ 46.0∼54.9%
H252振りメガギャラドス 61.3∼72.2%

素早さ
準速レヒレ抜き
 

基本選出

このパーティの基本選出はレヒレ+バンギ+ラフレシアですが、この基本選出は正直あってないようなものです。
というのもこのパーティは相手依存なところが大きく、選出画面では相手の初手を考え、それに対して有利な対面を初手で投げ、あとの2体はバンギラスを優先的に選出しますが、バランスを見てというような形になっています。
ただし、グロスについては相手のパーティにバナがいない場合はよっぽどのことがない限り選出しないため選出率は最下位となっています。他の5体の選出率はバンギラスが1位でそれ以外はほぼどれも同率といったところです。
 

以上がラフバンギレヒレの構築記事になります。
長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
これを機にラフレシア使いが増えるといいなと思っています。